1983年に世界遺産登録。インド北部アーグラにある総大理石の墓廟建築。ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが2万人もの職人を集めて、22年の歳月をかけて完成させた。シャー・ジャハーンの愛妃ムムターズ・マハルの死を悼んで建設した。その建材はインド中から集められ、碧玉、翡翠、トルコ石、ラピス・ラズリ、サファイア、カーネリアンなど28種類もの宝石や鉱石が埋め込まれた。シャー・ジャハーンはヤムナー川の対岸に黒の大理石で自らの墓廟の建築にも着手したが、息子のアウラングゼーブ帝により幽閉されその完成がかなう事は無かった。タージ・マハルにはシャー・ジャハーン帝とムムターズ・マハルの遺体が安置されている。近年は大気汚染による、汚れ、酸性雨による大理石の溶解など開発により様々な問題が起きている。